手荒れはアトピーの大敵でした

手荒れからアトピーが始まった人は結構、おおいかも知れません。私もそうでした。

そして、ぼんやり顔が赤くなって、これは大変だと、あわてて皮膚科に行くのです。

手荒れはアトピー性皮膚炎ではありません。ですが、そこからアトピーになってしまうことに……。

では、その理由をお伝えしましょう。

手が荒れているとは、皮膚の一番外側の角質層が壊れている状態を意味します。

肌をよく見てみましょう。掻き傷があり、血が出たりしています。

そこから、アレルゲンや細菌がはいれば、どうなるでしょうか？　そこからアトピーになってしまうと考えられます。

いつもはアレルゲンや細菌から守ってくれる角質層がなくなっている手荒れは、たんなる肌荒れとして見過ごせないのです。

アレルゲンとはアレルギーを起こす原因物質のことです。

肌は弱酸性に保たれていることで、細菌が繁殖することが防がれています。

ですから、まだ手だから安心だとはいいにくいです。

手を洗うもの、食器洗い洗剤に気をつけましょう

ひどくなる手荒れを防ぐには、まずハンドソープや食器洗い洗剤に気を付けましょう。

これらに含まれる成分が肌に良くない作用を起こすかも知れませんから。

市販のハンドソープは硫酸系の界面活性剤が成分として使われています。

この硫酸系界面活性剤は洗浄力は抜群です。しかし皮脂を洗い落とす力も強くて、皮膚のタンパク質を赤くさせることもあります。ですから肌が弱い方はアレルギーを起こしてしまうかもですから気をつけたいです。

これは食器洗い洗剤の成分もそうです。ヤシの実洗剤は自然派のようでそうでもないってご存知ですか？

わたしも騙されていました。油は確かにヤシの実なのですが、硫酸も使われているのです。

ですから、手洗いは石鹸が無難です。ただ石鹸はアルカリ性ですから肌を乾燥させてしまいがち。

なので洗ったあとは、しっかり化粧水で保水して、クリームで保湿しておきましょう。

そして一緒に暮らしている人がいたら、皿洗いを手伝ってもらいましょう。

むずかしければ手袋をしたり、この際、家事仕事の時短も合わせて食洗器を活用してもいいと思います。

まとめ　手荒れだからと甘く見ないで

水仕事など外からの刺激をうけやすい手をしっかりとクリームで保湿ケアをしましょう。

そして、手を洗うもの、食器洗い洗剤には気をつけましょう。

では、この寒い乾燥の季節を一緒にのりこえましょう！